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藻場通信

磯焼けの海を海藻の

藻場通信 vol.36 ChatGPTに聞いてみました

自然環境部 海域担当チーム
筒井 浩之

 

 早いもので、気が付けば今年も残り僅かになってしまいました。札幌の本社周辺も、すっかり雪景色に変わってしまいました。函館のライブカメラ前の試験施設は、きれいなブロックを取り付け、来年海藻をたくさん生やすための準備を整えています。

 


2023年12月の施設の様子

 

 2021年1月から始まった「藻場通信」ですが、今回でちょうど3年になります。この間に、カメラ前の施設に生えた海藻や、そこに集まる魚の状況、それ以外にも藻場に関わる様々なことを発信してきました。

 ここで、弊社が進めている藻場造成について、もう一度復習してみました。写真の施設は、ここに高い確率でコンブを生やし、秋にはそのコンブから周辺にタネが飛び、施設の周辺にも藻場をつくることを目的に試験を行っています。また、コンブのタネを、コンブを生やしたい場所に、高い濃度で種を播くための技術開発等を進めています(詳しくはVol.10Vol.13をご覧いただければと思います)。これと並行して、コンブを食べてしまうウニからコンブを守るための取り組みも行っています(Vol.21)。

 カメラ前とは別の海域ですが、広域藻場化の実証試験を開始します。今後、藻場通信で経過を報告したいと思います。どうぞご期待ください。

 さて、話は全く変わりますが、私の知らないコンブを増やす画期的な方法があるかもしれないと思い、ChatGPTに「コンブを増やしたい」と聞いてみました。その回答で、面白いものがありました。


ChatGPT3.5の回答を一部抜粋

 

 コンブを海に戻す方法としては、成熟したコンブを播いて、タネを出してもらう方法(母藻散布)は、弊社でも行ってきましたが、私はこの方法を思いつきませんでした。ChatGPTの発想も面白いと感じました。

 

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