みどり豊かな森林は、私たちの生活環境に欠かすことはできません。
清らかな水を貯え、透き通った空気を作りだし、生態系を維持していく地球の清浄機です。
当社では、創立22周年を記念して、平成7年に札幌市郊外の小樽内川上流夕日沢にある森林の一部を「法人の森林」として契約を行いました。
この森林を長きに渡って保全していくことにより、これらの森林が水源かん養(洪水の防止、流域の貯水、水質の浄化)、国土保全(土砂の流出防止)、生物多様性の維持など、様々な事がらに貢献し続けると考えており、そんな地球の宝物の一部を未来に渡り「不伐の森林」として残しております。
北海道森林管理局との契約により当社が保有しております、札幌市郊外の小樽内川上流夕日沢にある森林(エコニクスの森林)について、下記のとおり環境貢献度が試算されております。
契約箇所:北海道札幌市 小樽内国有林(面積:7.3200ha)
主な樹種:トドマツ
測定項目 | 評価項目 | 年間効果評価額(千円) | 物量 |
---|---|---|---|
水源涵養便益 | 洪水防止便益 | 288 | 0.1021m3/sec |
流域貯水便益 | 91 | 2,722m3 | |
水質浄化便益 | 332 | 2,722m3 | |
山地保全便益 | 土砂流出防止便益 | 378 | 92m3 |
環境保全便益 | 炭素固定便益 | 54 | 9.8t-CO2 |
合計 1,143 |
上記を身近なものに置き換えると・・・
◎流域貯水便益および水質浄化便益 | 2L入りペットボトル | 136万本分 |
◎土砂流出防止便益 | 10tトラック(5.5m3/台) | 17台分 |
◎炭素固定便益 | ヒトが1年間に排出するCO2量 | 31人分 |
となります。
北海道森林管理局 2北森-第195号(令和2年7月31日発行)より引用