2016年7月1日の記事で、『ナマコの採卵から放流まで』に挑戦したA自治体の人々を記録した「ナマコは地域の命綱」が、北海道映像コンテスト2016で最優秀賞を受賞したことを紹介しました。その後このコンテンツは、全国大会である全映協グランプリ2016へエントリーされており、地域振興コンテンツ部門において、最優秀賞(=経済産業大臣賞)を受賞いたしました。
以下、全映協フォーラム2016 in幕張 資料より抜粋
◯全映協グランプリ趣旨
地域で活躍、制作された、優れた映像作品を選奨し、もって地域映像産業の振興に寄与するように、映像制作者のスキルと資質の向上をはかるための研鑚の場とし、お互いの共通理解を推進する。
○地域振興コンテンツ部門について
2010年度から新設された部門。広く地域振興に役立つ映像コンテンツの仕組みや手法、貢献度などの面から競う部門です。地域と一体となって、地域の人や特産・観光の物語を地道に制作してきた地域振興に寄与した作品が評価されます。
◯審査基準
1.訴求性:人の興味をひきつける説得性・感動
2.企画力:企画の背景や意図が明確である
3.演出力:素材を選び、構成、ナレーションなど演出面の工夫
4.技術力:カメラワーク、音採り、音効など技術面の工夫
5.独創性:制作者としての独自性、アイデア・想像力の有無
6.地域性:地域での貢献度
○賞の紹介
経済産業大臣賞:地域コンテンツ部門の優秀賞の中で、地域と一体となって地域振興や地域活性化に役立つ映像コンテンツの仕組みや手法が最も優れている作品や企画者に授与される賞。
◯映像プロデューサー 多田 健司 コメント
弊社の業務を記録した映像が、地域の活性化に役立つと評価され、非常にうれしいです。企業活動が社会に貢献できる事は、従業員一同にとっては誇りだと思います。4K・8Kという映像の高画質化の中で、従来画質でも作品のテーマ・展開によっては、映像による訴求効果を実感することができたと思います。 経済産業大臣賞という大きな評価は、経験少ない制作スタッフのみならず、全社の協力と挑戦の賜物だと思います。今後も弊社の活動が地域のかかえる過疎化・雇用・人口減・地域経済等に、少しでもお役に立てれば幸いです。
出演
A自治体の皆様
協力
後志地区水産技術普及指導所岩内支所
スタッフ
演出・編集:多田健司
撮影:山本翔(陸上),塚本春香(顕微鏡,水中),多田健司(陸上),上田重貴(陸上,水中)
ナレーション:松本明日