バンクーバーでは、熱戦が繰り広げられていますが、昨日くらいからフィギュアスケートが始まり、皆様もあの美しさに目を奪われているのではないでしょうか。
美しいといえば、やはりなんといってもこれです。
そう、水の流れが創り出す、柔らかな曲線美です。
この柔らかな曲線に触れようと、思わず手を伸ばしてしまいますが、手が触れたときにはその曲線は壊れてしまっています。
儚いです。
儚くて、美しくて、そして優しいです。
7~8年、川に通っていますが、まだ「これだっ!!」という究極の曲線には出会っていません。
この仕事をしているのは、その曲線に出会うためなのです。
前河 栄二