こんにちは小山@エコニクスです。
先日、朝日新聞に『国内生息のサンショウウオ、ラナウイルス感染死』という記事が掲載されていました。
このラナウイルスとは両生類やは虫類、魚類などに感染するウイルスで、感染が広まると一時話題となったカエルツボカビ症より両生類やは虫類への被害が大きくなる恐れがあります。ちなみに人間への感染はありません。
世界動物保健機関(OIE)にて「重要監視疾病」として指定されるくらい世界的にみても関心が高いウイルスです。
ラナウイルスの耐性としては、温度では55℃以上なら15~30分で死滅しますが、低温や乾燥に強く、冷凍しても死滅しないそうです。従って北海道に冬季に入ってきても死滅しないというやっかいものです。
もしラナウイルスかな?と思ったら以下の対応をしてください(対応の基本はカエルツボカビ症と同じだそうです)。
詳しくは環境省のHPや(独)国立環境研究所のHP、麻布大学のHPをご覧ください。
カエルツボカビ症の時もそうでしたが、ただただこれ以上広がらないことを願うのみです。