小山@エコニクスです。
これは道東の某所でみたタンチョウの親子です。
この時期はまだ幼鳥が親鳥に守られながら餌をとったり、遊んでいたりします。
タンチョウは、ユーラシア大陸東部と北海道東部に分布し、全長130-140cm、翼開長2.2-2.3mにもなる大型の鳥類です。
一時は乱獲や生息地の減少により約25羽まで激減しましたが、環境省による保護増殖事業や市民による保護活動等により、現在では個体数が約1,000程度まで回復しております。
とは言ってもまだ手放しで喜べる状態ではないのです。
冬季間の餌は人間による給餌に依存していたり、生息地が限られていることから、個体が過密状態になっていたりします。
だからまだまだタンチョウにとっては安泰とはならないのです。
ちなみに4~9月は見れませんが、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリにはライブカメラが設置されており、それを以下のサイトで確認することができます。