早いもので前回この場を借りて報告を行ってから4ヶ月が経ちました。
テクノパーク周辺の木々も青々とし、短い北海道の夏に向け、多くの生き物が一生懸命に活動をしております。
一生懸命頑張らなければならのは人間も同様で、年度末を乗り切ったら直ぐに新年度が始まり、私も慌しく日々が過ぎ去っています(笑)
話は変り、昨日、今年度のモニタリング1000の調査を開始しました。今回の鳥類調査は繁殖期の現況を把握するために行います。
今年は北海道らしからぬ天候で、調査の機会を逃しまくり、なかなか始められなかったのですが、まずは調査が実施できたことに一安心しております。
当日は総勢8名と大名ラインセサス調査となりましたが(笑)
鳥類調査がはじめての方や鳥を覚え始めたばかりの人などがいて、なかなか楽しい調査でした。
結果の方はというと、この時期に普通にみられる夏鳥(ツツドリ、ツバメ、ヤブサメ、センダイムシクイなど)や留鳥(アカゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラなど)が観察できました。今回は6目15科25種の鳥類が確認されました(冬に実施した結果を合わせると7目18科35種)。詳細についてはページ下部のpdfをご覧ください。
黄色いのにアオジ |
コロニーが付近にあります |
餌持ちのニューナイ |
突如現れたクマゲラ※ |
※クマゲラ 国指定天然記念物,環境省RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU),北海道レッドリスト:絶滅危急種(Vu)
今年は、今回実施した鳥類調査の他に、人為的インパクト調査(簡単な植生図調査のようなものです)を実施する予定です。皆さん結果を楽しみにしてください。
モニタリング1000 サイト番号01: チームエコニクス 小山