御存知のとおり函館は歴史ある街で、観光スポット、おいしいものがたくさんあります。函館に来たからには全部制覇してやろうと、赴任直後から名所の散策、食べ歩きに勤しんできましたが、函館に赴任して二度目の冬を迎え一段落した感がありました。自宅と、会社の往復では面白くない! もう少し、踏み込んで函館を知りたい! と思っていたところ、「函館イカマイスター認定試験」の受験案内を頂き、「市の魚」にも指定されている「イカ」を通じて函館を知ろうと思いました。
「函館イカマイスター認定試験」を受験するために必要な養成講習会では、函館市の水産に始まり、イカの分類、生理、生態、資源変動、イカ釣り漁業の漁具・漁法、成分、鮮度保持と有効利用、加工、解剖、調理、水産食品衛生とイカのことを3日間でみっちりと学びました。その内容は、素人にはかなり高度なものでしたが、大変有意義なものでした。生物系が苦手で、いままでは「ヤリイカ」と「スルメイカ」の区別もつきませんでしたが、この講習会で「違いのわかる男」になりました。そして、イカには心臓が3つあるそうです!
「函館」といえば「イカ」でしたが、昨今は気候変動の影響を受け函館の水揚げ量は減少しているそうです。水揚げ量が減っても、「イカ」のことは一番の函館であり続けるために「函館イカマイスター認定試験」を通じて盛り上げて行って欲しいと思います。
最後に、無事合格していますように!