札幌も春が近づいて、雪も少なくなってきました。
雪のある地方に住んでいる方は見ることが多いかと思いますが、雪の上には動物たちの痕跡(足跡)が残っています。街中では犬の足跡が道の端に、そして隣に人の足跡があり散歩の様子を見て取ることができます。また、山の近くの公園には野生動物の足跡を見ることができます。
写真は北海道神宮境内でのエゾリスとエゾリスの足跡です。雪があると動物を直接見ることができなくても足跡が残っているので、どこを移動したのか、歩いていたのか、走っていたのか、いろいろと想像ができて楽しいです。
また、ここではキタキツネの足跡を見ることもできます。昼間はなかなか彼らの姿を見ることはできませんが、夜や早朝に彼らが縄張りを巡回(?)しているコースがわかるかもしれません。
生物の調査では足跡を利用する場合がありますので、専門的な足跡図鑑もあります。さらに、インターネット上でも情報はたくさんありますので、興味のある方は参考にされると、雪のある冬の楽しみになると思います。来年のシーズンにでもいかがでしょうか。