戸外で過ごすのが心地よい季節になりました。
5月中旬から6月にかけて、札幌近郊の小学校等では運動会が開催されています。
5月はまだ肌寒い日もありますが、運動会の練習の様子が外から聞こえてくると、夏に向かっているなあという感じがします。
運動会と言えば、お楽しみはお昼のお弁当。
子供の頃、そのお昼の時間に、小さな竜巻がグラウンドの真ん中に突如現れたことがありました。
場内アナウンスが流れたような、かすかな記憶がありますが、昼食でちょうど人気のない待機席のテントが高く巻き上げられていた光景が忘れられません。
大人になってもしばらくの間は小さな竜巻だと思っていたこの渦巻きは、「じん旋風」と呼ばれる突風だそうで、積乱雲に伴う強い上昇気流により発生する「竜巻」とは異なり、晴れた日の日中などに地表付近で温められた空気が上昇することにより発生するそうです。
また、じん旋風は風が弱く晴れた日中に発生するため、発生の予測は不可能だそうです。
運動会で楽しみにしているお弁当をじん旋風に持って行かれたら悲しいですが、もしもの時はその場をすぐに離れてケガを回避する行動を心がけたいものです。
自然の力は侮れませんから・・・