気象庁等は、全国で4,374地点に観測点を設け、計測震度計を設置しています。そのうち北海道には337の観測点が設けられています。
私は地震が発生するとどれくらいの揺れであったのか震度で確認しています。
しかし、報道された震度と体感した揺れの大きさの差を感じることもあります。
2018年9月6日に発生した平成30年北海道胆振東部地震が記憶に新しいですが、その時は私の居住する地域の震度が報道で出ずに不安になりました。原因は震度計の電池交換ができておらず、機械が作動していなかったという理由でした。
さて、地震は日本に在住している私たちからすると、誰もが体験したことのある災害の一つだと思います。
今年の6月18日には山形県沖でも大きな揺れを観測し、津波の予報も出ておりました。
他にも前年には大阪府北部地震や島根県西部地震など大きな地震が日本各地で発生しています。
「地震発生のしくみ」は一説ではありますが、気象庁のホームページにて知ることができます。
その中で説明されている地震の原理としては、地球表面には複数枚のプレート(岩盤)があり、そのプレート同士の衝突やすれ違う際の衝撃が地震であると考えられています。日本周辺には活発に動くプレートが複数あるため、地震が多く発生するということです。
日本では地震を計測震度計によって測定し、揺れの強さを計測値より震度0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10段階で階級付けをしています。そのため、報道されたときに各地の揺れを体感だけではなく、数値化されたものを知ることができるのです。
揺れを感じた後に震度を知ったとしても地震災害による被害の軽減にはなりませんが、他の場所との揺れやすさの比較をすることにより、私たちの居住地の揺れやすさを知るきっかけになります。これを基準にして防災対策や避難する方向を考えてみるのはいかがでしょうか。
<参考HP>
“日本付近で発生した主な被害地震(平成8年以降)”.気象庁.
<https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/higai/higai1996-new.html>
“地震発生のしくみ”.気象庁.
<https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/jishin/about_eq.html>
“震度観測点(北海道)”.気象庁.
<https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/intens-st/Hokkaido.html>
“北海道の震度計設置場所”.データ集積所(主に地震関連).
<https://data.svir.jp/intens-st/html/data.php?co=01>