今年の北海道は雪が少ないと感じる今日この頃でしたが、5日午後から道内の上空には強い寒気が入り、低気圧が接近した影響で日本海側を中心に局地的に大雪となりました。
冬シーズンに入ると「○年前は大雪で大変だったなぁ」などと思い起こすことがありますが、雪の少ない年の印象はほとんど残っていないように思います。それは、シーズンを通すとそれなりの雪が降っていたという経験があるからかもしれません。
2020年2月4日の北海道新聞(道新)に、道内の今年1月の降雪量について記事が掲載されました。札幌管区気象台の発表によると、今年の北海道は1961年の統計開始以来1月としての降雪量は最も少なく、主要22観測地点の平年比の平均も47%となっているとのことでした。
例年1月の積雪量の半分以下ということなので、本当に今年は雪が少ないという状況だったのですが…。本日の道新は「札幌大雪 6時間で34センチ」の見出しで、1998年の観測制度変更以降でこの6時間降雪量が最多タイとのことです。
1日にしてその景色はがらっと変わりました。
冬季は冬型の気圧配置によって日本海側は荒れる日が続くのですが、今年の1月は凪の日が多く、海域調査を順調に終えることができました。これも例年にない天気回りの結果だったのでしょうか。
しかし、これからさらにドカッと大雪が降るのではないかと戦々恐々としています。残りの冬は凪の日が多く、予定通り海域調査ができることを祈るばかりです。