小山@エコニクスです。
昨日、空知管内を車で走っていて、やけに蛾が飛んでいるのが目立つなと思っていました。
新十津川のコンビニで飲み物を買おうと立ち寄ると、そこにも蛾が大量にいました。
そして良く見ると、その蛾はここ数年話題になっているマイマイガでした。
このマイマイガは、『世界の侵略的外来種ワースト100(IUCN)』に指定され、日本だけなく世界においても森林被害等を引き起こし、大きな問題となっています。
米国政府およびカナダ政府は、アジア型マイマイガの国内の侵入を防止するため、船舶検査を導入していて、マイマイガの生息数が多い地域は「ハイリスク港」に指定されてしまい、そのための検査もしくは事前の不在証明の手続きが必要となります。
そうなると時間的なロス等が発生してしまいますので、海運会社などはその港を利用しないようになります(港湾管理者にとっては大きなダメージです)。
そう考えると、たかが蛾ではなく、されど蛾って感じですね。