こんにちは!エコニクスの未来です。
今年の土用の丑の日は7月29日です。
古くから夏バテ防止に土用の丑の日には鰻を食べる風習がある日本。
しかし、今この風習が危ぶまれる事態になっていることをご存知でしょうか?
国際自然保護連合(通称:IUCN)は12日、絶滅の危機にある生物の情報を載せた「レッドリスト」の最新版を発表しました。
その中で、今回ニホンウナギを絶滅危惧種に指定しているのです。環境省がまとめる日本版では、昨年既に指定されており、今回の指定を受け、国際的にも保護が必要な種であると認定されたことになります。
今回の分類では、「絶滅危惧種1B類」とされ、危機がより強い1A類ほどではないが、「近い将来、野生での絶滅の危険性が高い」という分類になります。ただ、絶滅危惧種とされても、輸出入や食べることへの禁止には直接は結びつかないので、安心して食べてくださいね。
しかし今後は、絶滅危機にある種だと広く知られることになるため、規制対象になる可能性が高まります。
環境省でも保護の方針を策定するようです
ニホンウナギ保全へ環境省指針作り 絶滅危惧種入り受け/朝日新聞DIGITAL
乱獲や、河川の環境悪化によって数が大幅に減少したとされるニホンウナギ。日本の風習を守っていきたい気持ちもありますが、まずは種の存続を守っていきたいです。