会社の裏にベニテングタケ(紅天狗茸)が生えてきました。
秋に出現するキノコの中でも比較的メジャーな毒キノコだと思います。
含まれている成分に殺ハエ作用があることから、古くからハエ取りに用いられてきたそうです。
英名のフライ・アガリック(Fly Agaric)もこのことに由来しています。
学名はアマニタ・ムスカリア(Amanita muscaria)であり、種小名の「muscaria」はラテン語でハエを意味する「musca」に由来するとのこと。
赤地に白イボが散らばる姿は非常に目立ち、絵葉書や絵本のモチーフにされることも多いようです。
任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」に出てくるスーパーキノコも、これが元ネタという話もあります。
幻覚作用をもつキノコのため、基本的に食べられませんが・・・
旨味成分が多いため、食用にされることもあったとか。
実物を見てみると・・・旨そうにも見えるし、危ういようにも見えます。
時間が経つとカサの部分が大きく広がるため、前述のスーパーキノコに似ている期間は限られています。
マリオ好きのお子さんがいらっしゃる方は、この機会に外を散策してはいかがでしょうか。
boxy