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2014年10月06日

ベニテングタケ 現る

 会社の裏にベニテングタケ(紅天狗茸)が生えてきました。
 秋に出現するキノコの中でも比較的メジャーな毒キノコだと思います。

 含まれている成分に殺ハエ作用があることから、古くからハエ取りに用いられてきたそうです。
 英名のフライ・アガリック(Fly Agaric)もこのことに由来しています。
 学名はアマニタ・ムスカリア(Amanita muscaria)であり、種小名の「muscaria」はラテン語でハエを意味する「musca」に由来するとのこと。

 赤地に白イボが散らばる姿は非常に目立ち、絵葉書や絵本のモチーフにされることも多いようです。
 任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」に出てくるスーパーキノコも、これが元ネタという話もあります。

 幻覚作用をもつキノコのため、基本的に食べられませんが・・・
 旨味成分が多いため、食用にされることもあったとか。

 
【本社裏に生えていたベニテングタケ】

 実物を見てみると・・・旨そうにも見えるし、危ういようにも見えます。
 時間が経つとカサの部分が大きく広がるため、前述のスーパーキノコに似ている期間は限られています。


 マリオ好きのお子さんがいらっしゃる方は、この機会に外を散策してはいかがでしょうか。

boxy

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