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2015年03月19日

霧氷

 2015年3月14日に支笏湖脇の恵庭岳に行ってきました。
 北西尾根の標高1,050m付近から見上げる恵庭岳の上部は樹木から岩まで真っ白でした。


 
(恵庭岳(左の岩峰が山頂):2015年3月14日撮影)

 木や岩についてる白いものは雪ではなく霧氷(むひょう)と呼ばれるものです。
 霧氷はマイナス5度以下の過冷却の霧が樹木などにあたり、凍結付着したものです。
 樹氷は霧氷の一種で樹木に霧氷が付着したものです。

 
(樹氷:2015年3月14日撮影)

 風上側に向かって発達したものは「エビの尻尾」と呼ばれています。

 
(エビの尻尾:2015年3月14日撮影)

 岩山全体も霧氷の塊。きれいです。

 
(岩峰の霧氷:2015年3月14日撮影)

 しかし、美しいものは危険を包み隠してしまいます。恵庭岳山頂付近は岩の崩落等の危険性が指摘されています。登山の際はあくまでも自己責任でお楽しみください。


【参考文献】
“霧氷と樹氷の違い”.なっとく!!2つの違い事典.<http://lance3.net/chigai/z0548.html>
“登山情報”.千歳市.<http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/95,46900,168,891,html>

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