2015年3月21日 濃霧のなか、道央道を札幌からひた走り天塩山地の南端に位置する天幕山(てんまくやま)に行ってきました。
2年前は荒天のなか、頂上手前の斜面を膝上から腰下のラッセルを続け1時間30分で350mしか進めず敗退しました。
滑っては雪が舞い上がり、頭まで雪をかぶり前が見えなくなるほどの、俗に言う「オーバーヘッドのパウダー」でした。
オーバーヘッドのパウダー:撮影2013年2月9日(トマト農家のK氏提供)
今日は2年前のリベンジマッチです。
前回敗退した斜面は昨日の降雪で10cmほどの薄化粧です。
前回敗退した斜面の350mを15分ほどで踏破し、好天、無風で汗をかきながらも難なく山頂に到着しました。
しばしの休憩後、春の気温と日差しで重たくなった雪を蹴散らしながらスキー滑降。
テレマークスキー(トマト農家のK氏):撮影2015年3月21日
蹴散らされた雪が斜面を転がりながらロール状になって追いかけてきます。
途中ちょっとした斜面で表面の雪が滑り落ちました。
雪崩と呼ぶには小さすぎる規模ですが、スキーで斜面を横切った際に昨日の積雪が滑り落ちました。
もし滑り落ちる層が厚かったり、滑り落ちる斜面が長かった場合は被害をもたらす規模にもなりかねません。
奇麗な化粧の下には悪魔が潜む!
雪崩装備の携行と訓練、安全対策は万全に!!