弊社では、24時間連続調査を班員で交代しながら実施することがあります。
24時間連続調査ですので、準備や移動等を含めると拘束される時間は24時間以上になります。この調査とは、皆さんも通行中に見かけたことがあると思いますが、交通量調査(騒音調査も含む)です。
交通量調査だけですとまだ相方と会話をしながら調査ができますが、これに騒音調査が含まれると大変です。作業音等をたてられないため、ひたすら無言で調査を行い、時間がたつのが非常に遅く感じられます。
都市部の調査では、人や車等の行き来もあるため時間の進行を感じますが、地方に行きますと静寂の中で時が止まった感覚に陥ります。
ある日、いつも通りに調査を行っていたところ、ライトアップされた観覧車が目の前に飛び込んできました。そこは、毎年、子供たちをスキーに連れてきた場所の近くで、ライトアップされた観覧車を眺めているうちにいろいろなことが思い出され、心が和みました。
また、地方での調査では、夜空がとてもきれいで癒されます。シカに遭遇した時は驚いてそれどころではありませんでしたが。
24時間調査には忍耐が必要ですが、癒し空間との遭遇を楽しみに今日も現場に向かいます。