今日(平成28年6月20日)は満月です。
前回は月食について書きましたが、今回は月の大きさ(見え方)についてです。
JAXAのHP※1では月の直径は約3,747kmと書かれていますが、地球と月の距離によって大きさが異なって見えるそうですが、なかなか実感できません。
そこで実際に月を撮影して画像を比べてみることにしました。同じ条件で比べる為に同じ撮影機材を使用し、同じ場所(自宅2階の窓)から撮影しました。
昨年の2015年9月28日のスーパームーンは月と地球の地心距離が357,025km※2でした。
また、2016年4月22日のミニマムムーンは地心距離が406,136km※2でした。
これらの満月を画像ソフトで合成してみました。大きさの違いがはっきりわかります。
直径のピクセル数を測ってみると、スーパームーンは694ピクセル、ミニマムムーンは608ピクセルで、スーパームーンの方が14%程度大きいことがわかりました。
今年も11月14日にスーパームーンが見られるそうです。いまから楽しみです!
<参考文献>
※1“JAXA|もっと知りたい! 「月」ってナンだ!”.JAXA.<http://www.jaxa.jp/countdown/f13/special/moon_j.html>
※2“月の地心座標”.国立天文台.<http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/cande/moon.cgi>