私が担当している業務の中には、朝7時前から指定施設の蛇口や河川で採水を行うものがあります。指定施設の蛇口と言っても、誰もいない真っ暗な建物の中で採水を行うので、照明を付けてもとても怖いです。河川では辺りは暗く水の音しか聞こえません。
怖がりな私は作業を早く終わらせようと急いでいました。その時、ふと向こう岸を見ると一匹の白い犬がこちらを見ていました。少し遠かったため、初めは何の生き物かわからず驚きましたが、直ぐに犬だとわかりました。よくよく見ると木の柵から顔を覗かせている姿が可愛らしく、犬好きの私はたまらず写真を撮ってしまいました。
この河川での採水作業は月に1回しか行いませんが、毎回お出迎えしてくれる事が嬉しく(犬は私の事を不審者と思っているかもしれませんが・・・)、暗くて怖かった河川の採水作業が今では楽しみの一つとなっています。