エココンテンツ

  • エコニュース
  • エコログ
  • エコニクスの森林
  • 藻場通信
  • 環境貢献活動支援
  • 環境パフォーマンス
2011年09月18日

里地里山

最高気温が20℃を下回るようになり、だんだんと過ごしやすくなってきましたが、それと同時に日の入りも早くなり、現場作業は時間との勝負です。

5月、6月にはまだ青かった田んぼも、今ではすっかり稲穂が実り、頭を垂れてきています。

今年の春から通っている胆振地方のある地域では、人里近くに田んぼが広がり、のどかな田園地帯となっており、アマガエルがとてもたくさんいます。

調査地点への移動のときなどは、慎重に歩かないとうっかりアマガエルを踏みつけてしまいます。

←クリックすると大きくなります

このような田んぼや畑などの農地、ため池、二次林など、原生的な自然と都市部との中間に位置する地域は、里地里山と呼ばれ、多様な生物の生息環境としても重要な地域です。

春から通っているその胆振地方の田園地帯は、とても緑豊かな地域で、アマガエルやエゾアカガエルといった在来のカエルのほかにも、ミヤマアカネなどのトンボをはじめとする昆虫も多く、とても素敵な場所です。

実際に農作業をしている方々は、ご苦労が絶えないかと思いますが、『この先もあのような風景がずっと残っていてくれるといいなぁ~』と実感する、そんな現場でした。

●環境省 里地里山の保全・活用  http://www.env.go.jp/nature/satoyama/top.html

←ミヤマアカネ クリックすると大きくなります

もどる