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2018年10月09日

風物詩

 平成最後の夏、みなさん楽しみましたか?
 もう終わってしまった今年の夏ですが、北海道は7月末から急に気温が上がり、8月になると海水浴やキャンプをしている人を多く見かけました。また天気のいい日はドライブを楽しんだ人もいるかと思います。

 では、夏の風物詩といえば何でしょう?と聞かれたら何を思いつきますか?おそらく花火、キャンプ、BBQなどが想像されると思いますが・・・

 私が想像するものはイカです。そう、日本人の大好きなイカです。
 刺身にゲソ揚げ、塩辛、いか飯、スルメなど食べ方は豊富で捨てるところは目と口だけです。

 

 

 

 しかし、近年は不漁続きで今のところ前年同日の7割ほどの漁獲しかなく、スーパーで1杯300円などビックリする値段で売られており、なかなか口にすることができないのではないでしょうか。そんな私も実家がイカ釣り漁をしているにもかかわらず、今年は数回しか食べていません・・・やはり不漁のせいですかね。

 

 さて、みなさんはイカ釣り漁の実態をご存じでしょうか。私の家では6月中旬から12月までほぼ毎日海が時化ない限り、夕方16時に出港し、翌朝4時に帰港します。時には全く釣れず夜中に帰港することもあります。私たちが寝ている間、独り船上でイカ釣り漁をしている親には頭が下がります。

 みなさんも売られているイカを見かけた時には、一晩中、船に揺られて仕事をしている漁師さんのことを想像し、イカが食べられることに感謝して頂けると幸いです。

 

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