「1年間のご苦労様」と、「来年度もまた頑張ってください」ということで、機材の点検整備を行いました。
写真は、ハンディのGPSです。
調査地点に行くときに使ったり、貴重な動植物を見つけたときにその場所を記録するために使ったりします。
植物調査班の人たちがよく使っているのですが、GPSを入れる袋の中には枯葉や枯れ枝のカスがたくさん入っていて、藪漕ぎの大変さが思いはかられます。
この写真のGPSですが、向かって左が1番古く、最も長く使用しているもので、左から2番目が2番目に古いものです。そして、右側の2つは昨年購入した新しいものです。
やはり、使用期間が長い2つは結構傷がついています。
しかし、1番古いのが1番ぼろくなっているかと思いきや、1番痛んでいるのは2番目に購入したものです。
これは、1番最初に生まれた子供が、両親やじいちゃんばあちゃんに大事に大事に育てられるのに対し、2番目に生まれた子供は、かなり放任され、雑に扱われるのと同じで、2番目のGPSは結構雑に扱われているのでしょうか・・・
これら新旧4つのGPS、全て同じ機種なのですが、同時に使用してみると機械と言えど個性があります。
1番左のGPSは、衛星の補足も早く、座標も1番正確で、さすがベテランと言ったところでしょうか。
一方、右側の2つは、衛星の補足は最も早いのですが、精度を上げ最終的な位置を示すまでは、少々時間がかかります。
若さゆえです。
それぞれにいい所を持った色んな奴がいて、お互いにおぎない合ってですね。
それにしても、こうして1個1個の機械を点検しながら、綺麗にしてあげると、やはり愛着がわきますし、使っていても気分がよいですね。