2011年3月2日
お久しぶりです。小山@エコニクスです。
撮影の仕方が悪く良く判らないかもしれませんが、とある河川で湧水調査をしていた時に見つけた光景です。
結氷している水面の裂け目から何やら白いものが浮いているのを発見し、目を凝らしよく観察してみると、それはユスリカがハッチしている所でした(写真で赤丸で囲んだ部分です)。
水温はほぼ0℃でしたが、続々とハッチしているのが見られ、改めてこの昆虫のすごい生命力に感心しておりました。
このユスリカという昆虫は、見た目と名称から蚊の仲間と間違われますが、決して人に刺しませんし、近い仲間ではありますが別の昆虫です。
私の写真では良く判らないので、こちらで確認して頂ければと思います。
このユスリカですが、釣りの世界ではミッジフライと呼ばれ、早春のフライとして多用されます(水温が低いため、他の昆虫が少ないからです)。
夏の暖かい時期でもユスリカが集中してハッチしている時には、ユスリカのみを狙って食べるってこともあります(お腹いっぱいになるのにかなり食べないといけないと思いますが)。
私も早春はこのユスリカをモチーフにしたフライを何種類か用意し、心躍らせ川に出かけたりします。と書いてたら釣りがしたくなってきました・・・