こんにちは小山@エコニクスです。
環境省がレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)の見直し作業を終え、新しいレッドリストが公表されました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15619
全体を見ると、動物では前回1,750種指定されていましが今回2,452種と702種も増え、植物は前回2,814種指定されていたものが2,953種と139種増えました。
今回は貝類の見直しが多かったという事実はありますが、前回公表されてからの約5年の間に、数多くの種に危機が迫ったことを表していると思います。
リストを見た感想としては、ニホンカワウソがとうとう絶滅(EX)に指定されてしまいました。
北海道で確認できる生き物では、エゾナキウサギが新たに追加され、シロチドリやハマシギなどのシギチ類も数多く追加されました。逆にオジロワシやアザラシ、トドなどはランクを下げました。
個体数が回復傾向にあると言うことは喜ばしいことですが、まだまだ気が抜けない状況にはあると思います。