ここ数日、非常に寒い日が続いておりますが、そんな中、道北で「24時間騒音振動調査」を実施してきました。
「24時間騒音振動調査」とは、文字通り24時間、騒音と振動を調べる調査です。
24時間の調査であること、冬季の調査であることなど、なかなかきつい現場です。
しかし、今回一番大変だったのはやはり雪です。雪と言っても、調査中に雪が降ってきて寒いとかそういうことではなく、積雪です。
なぜなら、振動調査を実施する際、振動を感知するセンサーを地面に設置しなければなりません。
今回は4つの地点にそのセンサーを設置したのですが、多い所で1.5m以上、少ない所でも50cm以上は積雪がありました。すべての地点で地面が出るまで雪を掘り、測器を設置するだけで4時間近くかかってしまいました。
その作業量は、氷点下の気温の中でも汗をかくほどです。
その後、24時間の調査を終え測器を回収してまわると、今度はセンサーが地面に凍りついています。測器を回収するのにも、また一苦労です。
24時間調査と言っても、準備や片づけを含めると、30時間以上かかってしまいますね。
そんなこんなでなかなか大変な現場でしたが、調査が終わって入った温泉はこれまた格別でした。
前河 栄二