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1997年12月01日
これが地球人の生きる道
「アジェンダ21」以来、地球規模の環境問題の解決に向けて、全世界が動き出しました。森林伐採やCO2の排出など、環境負荷が多くなりつつある我が国に於いても、自治体単位での環境保全のプログラム作りが始まっています。今シリーズは環境保全とその指針や計画作りについて3回にわたり解説します。
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1997年11月01日
多様化する人工礁
西暦1600年代から行われてきた漁場造成も時代の流れとともにその目的、機能を変えてきました。シリーズ最終回は、港湾・漁港構造物の人工礁機能と北海道の深層水・湧昇流プランの発祥について解説します。
(なお、今シリーズの筆者は、この8月20日に他界しました。関係者の方々には、生前、公私にわたり多大のご高誼を賜りまして、誠にありがとうございました。) -
1997年10月01日
人工魚礁 いま・むかし
漁港整備や資源増殖を目的として建設されてきた構造物も、近年では、防災面に魚礁機能を付加する動きも出てきています。シリーズ第1弾は、積み場および着生基盤などの漁場造成のこと始めと人工魚礁について解説します。
(なお、今シリーズの筆者は、この8月20日に他界しました。関係者の方々には、生前、公私にわたり多大のご高誼を賜りまして、誠にありがとうございました。) -
1997年09月01日
可愛い顔した黄色い侵略者
太陽をいっぱいに受けて黄色い花畑を作るタンポポは、日の出とともに花開き、日没とともに閉じるその姿から、西洋では「牧童の時計」の愛称で親しまれています。風にそよぐ柔らかな綿毛は、実は世界征服の刺客なのかも知れません。今号は帰化植物について解説します。
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1997年08月01日
死因のトップは交通事故!!
暑中お見舞申し上げます。レジャー等で入ることの多い森の他に、道路でも色々な野生動物に出遭います。陸の生き物第2弾の今号は、最近増加している動物の交通事故死について解説します。
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1997年07月01日
「焼酎一杯グイー」で自然観察しませんか?
初夏の訪れとともに、セミやヒヨドリなど色々な生き物の鳴き声を耳にするようになり、庭先のバードテーブルも賑やかでしょう。声は聞こえても姿を見ることは難しい野鳥の生態や、近年増加しつつある動物達の交通事故死などについて、今号から3回にわたり解説します。
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1997年06月01日
水草界の道産子!?
新緑の季節を迎えるなか、「サギの森」のアオサギがコロニーを移してしまったり、高山植物が大量に盗掘にあうなど自然環境への被害があり、原因究明と対応策が急がれます。シリーズ最終回の今号は、寒冷地で水生植物を利用した水質浄化の事例について解説します。
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1997年05月01日
水草は自然界の汚水処理班
河川法案に続いて環境影響評価(アセスメント)法案がまとまり、国会に提出されました。また、道が昨年策定した「環境配慮指針」についても各地で認識を深めるための説明会が実施されています。今号は水生植物を用いた河川・湖沼等の水質浄化について解説します。
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1997年04月01日
水草は「生態系」のゆりかご
「環境への配慮」を河川管理の目的に盛り込んだ河川法改正法案が国会に提出されています。以前は水質汚染の原因とされた例もあった水草も最近では水質浄化や生態系保全に役立つなど利点があげられています。今号から3回に分けて水生植物と水質の関係について解説します。
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1997年03月01日
春を告げる海中桜(かいちゅうざくら)
ヤリイカシリーズも今号で最終回。米国内の需要等からマーケットが拡大しているカリフォルニア沖のイカ漁ですが、資源の先行きが懸念されてきています。我が国では、北海道日本海沿岸を北上するヤリイカ群の産卵調査を行い、資源増殖や産卵場整備を行っています。
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1997年02月01日
ヤリイカが増えるよい条件
秋から冬にかけて南下するヤリイカを道南では、未熟から成熟のあいだ水っぽいことからミズイカと呼んでいます。今号は、最近、資源が増大しつつあるヤリイカの北海道の日本海沿岸における産卵時期の水温上昇と産卵場の拡大、発生量の増大について解説します。
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1997年01月01日
イカ!した味の海の幸
新年 明けましておめでとうございます昨年中は格別のご指導お引立てを賜り厚く御礼申し上げます本年もスタッフ一同努力して参りますので、変わらぬご指導のほどお願い申し上げます