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1999年12月01日
ヤマトシジミは何歳で親になるのだろうか?
シジミは私達の食卓に最も多く登場する貝類ではないでしょうか。我が国では、年間約24,000トンが漁獲されており、その大部分がヤマトシジミという和名をもつシジミです。今シリーズでは、この身近な二枚貝の生態について解説します。
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1999年11月01日
翼よ あれが兄弟だ
ワシ、タカが生息している場所は様々ですが、概ね高い木々の上などに巣を作り狩りをして生活しています。種によっては木々の間をかいくぐったり、一直線上に急降下をするなど、様々な方法で獲物を捕ります。当然、翼の形や身体の大きさなどがそれに適応して違ってきました。今月は、狩りのタイプと翼の関係について説明します。
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1999年10月01日
空を眺めてみませんか?!
前号でなぜ今猛禽類なのか?ということはお解り頂けたでしょうか。今回はその猛禽類を守るためにどのような調査が必要なのか?ということについて解説します。
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1999年09月01日
猛禽類に注目!
最近、新聞記事等で、猛禽類への影響に配慮して、開発計画を変更もしくは中止にした例が報道されています。今月のエコニュースでは、なぜ猛禽類がこれほどまでに注目を浴びているかについて、解説します。
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1999年08月01日
技術者よ森に入り佇(たたず)め。本物知ってますか。
暑中お見舞申し上げます。北海道は今、一番彩りの美しい季節を迎えています。その美しさを満喫しようと道内外から大勢の観光客が原生花園を訪れています。しかし、すべての原生花園が自然の中で美しく咲き誇っているわけではなく、人の手を必要とする所もあるようです。
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1999年07月01日
原生花園の作り方教えます。
本州の人達が北海道に観光に来る目的の一つに、広大な自然を散策する楽しみをあげる方が多いそうです。その中から、自然の力を利用し長い年月をかけて造られた原生花園をご紹介します。
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1999年06月01日
カタクリ園の作り方教えます。
さて北海道にも遅い春が訪れ生き物たちが活動し始めるなか、初夏までのわずかな時間に活動し来春まで休眠する植物があります。その中から、紫色の可憐な花を咲かせるカタクリをご紹介します。
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1999年05月01日
これからは どうなっていくのか新アセス。
来月12日から施行される環境影響評価法の制定について、これまでの流れと従来の環境アセスとの違いについて解説してきました。今シリーズ最終回は、環境影響評価法制定後の各自治体の動きについて解説します。
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1999年04月01日
これまでと何が違うの?新アセス。
前号は、今年の6月12日から施行される環境影響評価法の制定についてこれまでの流れを解説しました。今回は、「閣議決定要綱」で行われた従来の環境アセスメントとの違いについて解説します。
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1999年03月01日
1999.6.12新アセス法施行
道路、ダム、鉄道、飛行場、発電所等規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれがある対象事業を実施しようとする者(事業者)が、環境影響評価の項目及び調査等の手法について方法書・準備書を作成して、都道府県知事・市町村長・住民等の意見を聞き、検討・作成した環境影響評価書について、必要に応じ許認可等を行う行政機関が、環境影響評価書に基づき、対象事業が環境保全に適正に配慮されているかどうかの審査を行うことを定めた環境影響評価法が、今年6月12日より施行されます。この制度が閣議了解され施行されるまでの経緯とはどのようなものだったのでしょうか。
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1999年02月01日
多種共存を可能にするメカニズムは?
地球上に現存する生物種数は私達が知っている限りでは約1,413,000種といわれていますが、未発見の種を加えると500万種とも5,000万種とも見積もられています。これらの種は形態ひとつとっても千差万別ですが、生物はどのような経過をたどって多様な種を生み出し、共生・共存を可能にしてきたのでしょうか?
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1999年01月01日
生物多様性の保存と持続可能な利用は?
謹賀新年 本年も変わらぬご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。生物多様性が急速に劣化に向かっている現在、それへの有効な阻止対策の着手として必要なことは、まず、生物多様性の現状を把握することであり、次いで絶滅の危険性が高い種を保全することであるとされております。では、どのような手法が考えられているのでしょうか?