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1994年12月01日
コンブは冷たい水がお好き。
慌ただしき年の暮れを迎え、何かと気忙しい毎日と存じます。皆様には『ECONEWS』を毎月ご高覧頂き、スタッフ一同心から感謝申し上げます。来たるべき1995年も皆様にとって良い年であります様、お祈り申し上げます。
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1994年11月01日
海藻も肥料が必要です。
札幌で9月としては4年ぶりに真夏日を記録した今年。各地でも気温が高く推移した様です。冬の訪れと共に海の水温も下がり、海岸域でのコンブ漁業は一段と厳しさが増してきます。今では本州の料理店に重宝されているコンブ。このコンブも肥料無しでは育ちません。海環境Part2の今号は、海にある肥料=栄養塩についてお届けします。
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1994年10月01日
沿岸は魚たちのオアシス
天高く 馬肥ゆる秋。食べ物が美味しい秋。バテバテの身体を癒すには良い季節でしょう。山ではそろそろ紅葉が始まり、海には食卓を賑わす魚貝類が多くなります。魚貝類の味は知っていても、生態となるとイマイチ。それが海の環境となると…ウーン?そんな海の環境を解り易く解説していきます。
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1994年09月01日
河・森・魚の微妙な三角関係。
残暑お見舞申し上げます。全国的な酷暑も徐々に収まり、幾分涼しさを取り戻しつつある様です。異常なほどの暑さゆえに海水浴時期に大量発生したクラゲやハチ。早場米より早く出荷された長早場米など、冷夏と言われた去年とは比べ様がありません。もし、魚が話せたら「みずの中も暑いよう~」と言うことでしょう。河川環境シリーズの最終回は淡水魚と生息環境その2をお送りします。
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1994年08月01日
「暑い夏 一緒に泳ぎませんか?」by川魚
暑中お見舞申し上げます。前号(VOL.13)ではアンケートにご協力いただき、有難うございました。少しでも皆様方のお役に立てるよう、今後の紙面に反映させていきたいと思います。さて北海道にも夏が訪れ、海や山でのレジャーが本格的になってきました。その川や海で私達が日頃見ている魚には様々な生活形態があります。今回は特に河川に住んでいる魚の生息域を2回にわたり訪ねてみます。
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1994年07月01日
A型、B型ってなあに?
太古より幾度となく氾濫を繰り返し、大きな被害を出してきた川も、河川環境が整備された現在では、私達に安らぎさえも与えてくれるようになりました。「河川環境」シリーズ初回の今号はその川を5つのタイプに分けて解説します。
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1994年06月01日
森林は、自然界の裏方さん?
森林が、私たちの生活環境に様々な影響をもたらしている事はお解り頂けましたでしょうか。地球上の生物の成育環境に欠かす事のできない森林。「森林のはたらき」シリーズ最終回の今号はその森林から得られる効果を中心に、自然界における役割について取り上げてみました。
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1994年05月01日
木々たちは、ただ突っ立っているだけでなし。
静かにそこにいるだけのように見える森林ですが、前号で解説したろ過機能の他にも、自然界や私たち人間にとっても、良い影響を与えてくれる機能を持っています。今回は、森と水と土の連帯によるイイ関係について解説します。
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1994年04月01日
森は天然のスーパーろ過装置。
今号より新シリーズとして陸域情報をお届けします。地球の陸地の3割を占める森林はどんどん狭くなる一方ですが、広大な海に対してもはかり知れないパワーと影響力を持っています。第一弾は、その森林のはたらきについて解説します。
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1994年03月01日
コンブの意見も聞いてみたい。
コンブシリーズも今回で最終回、人工構造物との関わりについてとりあげます。コンブは岩ばかりでなく、人工的な基質にも着生しますが、構造物にもっと多くのコンブを生やすための色々な試みがなされているのが現状のようです。
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1994年02月01日
石の上にも2年?
コンブの寿命は人間の何十分の一、ひとの尺度で言うとコンブの一生は、はかなく短い命に感じられます。でも、彼らは人間より遥かに早く時を過ごし、きっと実のあるくらしを送っているのでしょう。今回のECONEWSはコンブのライフサイクルについて解説します。
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1994年01月01日
海の畑にコンブが茂る。
平成も今年で6年目、平穏どころか激動の年の連続です。皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。今年最初のECONEWSはコンブシリーズ第2弾。サケ、ホタテとともに北海道の栽培漁業サクセスストーリーのひとつであるコンブは、先人たちの努力の甲斐あって急速に生産技術が発展しました。こんぶダシの利いた鍋をつっ突くとき、こんな話を思い出して下さい。